「気力がわかない・鬱の疑い」60代男性・会社員
60代の独身男性会社員の方のお話です。
当院にはもう5年以上「芳コース」を気に入って月に2度ほど通ってくださっていますが、最近少し元気がありません。
もともと首肩腰のケア中心でしたが、定期的にご来院いただいているので
ひどい状態になることはこの5年間にはほとんどありませんでした。
しかし最近「年金のお知らせ」が届いたのをきっかけに
今後の人生のことを考えるようになったようで、
「いつも夜1人になると考え事ばかりして「ネガティブ」な感情が押し寄せ、
いろいろ先々のことも考えていかないといけないんだけど結局後回しにしてしまうんだ」
こんな話がでました。
そして…
「心療内科とか…行った方がいいのかなあ?」と!私に聞いてきたのです。
「現状ではOOさんに心療内科は必要ないと思います」とお伝えしました。
眠れない、食べれない、仕事に行けないわけでもなく
毎日日常のことはできている!でも夜に少しセンチメンタルになるだけ…
これは普通です!!
「OOさん!うちに来てくれている間は大丈夫ですよ!!」とハッキリいいました。
60歳を過ぎ、先が見え始め、年金のお知らせが届き「いよいよか??」
でも明日のことなんて誰にも分らないし、真剣に考え始めたら先のことは1人だと誰でも心配になる。
子供がいる人だってみんな将来のこと心配してるんだから!誰だってみんな同じ、怖いし、さびしい。
私個人の意見ですが、安易に心療内科にかかってほしくありません。
なるべく病院に行かないでなおせるものはなおしてほしいです。
人間の身体は本来自然治癒力があるんだから、なるべくぎりぎりまで頑張ってください!
この患者様。2週間にいちど来てくれています。
ポロっとこんな発言が!
「そういえば、他人との会話…由美先生と話している時間が一番多いかも」
1人暮らしで職場の人とも希薄な関係であれば、他人と話す機会はあまりないかもしれないですよね!
人と話す。身内以外の他人と話す。それが60歳過ぎたら頭の刺激にはいいですよ。
1番いいのは友人だけど、友人がいなければ、私のような施術者と話すのもいい手です!!
スーパーのレジのおばちゃんだっていいんです(笑)
私は幼少のころから自分の母親が精神を患って「精神科」に入院していたのでちょっと普通の人より詳しいと思います。
精神科と心療内科のことについては小学生のころからどっぷり体験してしまっていて、記憶がまだまだ鮮明です。
忘れたくても忘れられないほど、壮絶な体験がありました。
必要がある人にはちらっと施術中に話すこともありますが…
私は自分の母の精神病・心の病を治してあげたい!って思いから今の仕事に就いています。
「心療内科に行くべきか迷う」と思うのであれば、一度私のところへいらしてください!
お話しましょう(^^)
長くなりましたが、この60代の患者さん!
鬱ではありません!!まともで真面目ないい人です(^^)
おわり