よく手を使うお仕事の方、主婦の方、誰でもが痛める可能性がある手首、指…

腰痛や肩こりなどと違って目立たない部分ではありますが

神経がたくさんあって複雑な動きが多い指は痛めるとなかなか治らずに

痛みが取れたとしても再発しやすいところではあります。

今回来られた患者様もお仕事でよく手をつかわれるということで

2週間くらい前から痛みが出てきたそうです。

特に親指を使うと痛みが出るそうで気になって湿布等で冷やしたりしながら自分で治そうとしたけれど

治らないので、当院にお電話があって「痛み・疲れ・しびれコース」部分ケアを受診することになりました。

重いものが持てないことや、髪を結ぶのも難しく困っているということでした。

院長が問診し、徒手検査法によるとライトテスト・アドソンテストという胸郭出口症候群といわれる

症状に陽性が出ました。

痛みを引き起こしている親指はもともとベースに胸郭出口症候群というのが根底にあるので

腱鞘炎にはなりやすいのでしょうとの診断でした。

この方が痛めている手の筋肉は長母指外転筋と短母指伸筋という筋肉で

院長の施術で1回でかなり効き目がありました。

通院はあと1回くらいでよくなるでしょうとのことで、大変安心されたように喜んでお帰りになりました。

手が痛いと何かと困りますよね。

私たちの生活はパソコンやスマホの普及によって手を酷使するようになっています。

手と首はつながっているので猫背や肩こりがある人は特にこの腱鞘炎になりやすいとも言えます。

酷くなるとしびれが常時おきたり、不眠やストレスの原因ともなりますので

同じような症状に悩んでいる人はお早めにご相談ください。

急性だと比較的すぐよくなります。慢性化してくると時間がかかる場合がありますので

お早目にご相談されることをおすすめします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：院長