日本一高い富士山頂へ! 最終回
日本一高いところからの景色はみれたのか??
2日目 起床2時、電気がバチッとついたから目が覚めたけど相変わらず割れるような頭痛と胸やけ。
睡眠で回復!できなかった。身体が動かない。
き、きもちわる~が続き、昨日のカレー感がバッチリ残存。
周囲の人が山頂に行く支度をしていたがなかなか動けず。決断しなければならない…どうするか?
「頂上を目の前に引き返さねばならぬのなら、それも勇気だ。涙を拭って何度でもまた登って前を向け!」
という私の好きなYAMABIKOという曲の歌詞が浮かんだ。
勇気をもって柔整女子に伝えた「ごめんね!今回は私…断念する」
女子はこういった。「私、1人で山頂に行ってきましょうか?由美先生、御朱印帳と郵便ハガキ、私預かりますよ!」と。
涙が出そうになる。ここまでよく成長してくれたものだと思った!
彼女の根性と優しさに感動し、この3450mで女の友情が生まれた瞬間だった。
この日の為に御朱印帳を持参、暑中見舞いのハガキを事前に接骨院で書いて用意しておいた郵便ハガキ。山頂ポストで投函しないと特別な消印はつかない。
これをもって登ってくれるという!お礼に彼女に肩のマッサージをした。頭のツボ「百会」をぐっと押してパワーを注入する(笑)
スッキリしてくれたみたい!!
ということで私は山小屋でご来光を少し見て、ずっと山小屋で過ごしてしまった(笑)
彼女がとってきてくれた山頂までの道
最高峰の剣が峰3776m!!登頂おめでとう!!絶対いいことあるよ!
ということで柔整女子は山頂でご来光をみて、剣が峰日本最高峰3776m地点に立ち、郵便ポスト投函、御朱印を頂くという任務を
富士山初登頂にして完璧にこなしたのである。すごい!!
自分の足でたどり着いた者にしか見えない世界!
御朱印、私の分もいただいてきてくれた。御朱印料1,000円
山頂のポストから出さないと押されない記念の消印(右下は郵便局の外観)
8時30分ごろ一緒に朝食
これが山小屋の朝食(お弁当)少ないと思うけど、あまり食欲はわかないが水は欲しい。
9時チェックアウト 下山開始
こんなにいい景色!でも日差しを直に受けるので日差しは強烈。下山すればするほど暑い!!
足元はちょっと怖い。滑りやすく、ストックやスパッツは必須だと思った。
何度も転倒しそうになったが、こらえてこらえて転ばずに下山できた。
富士宮口にこんなモニュメントが!初めての外国人富士登山のイギリスの医師
12時45分五合目到着(約4時間)高山病も治る!
13時のバスで約2時間乗車、新富士駅へ。死んだように車内で寝てしまった。
新富士駅からタクシーで近くのスーパー銭湯へ!!ネット検索ありがたい(笑)
全身ボロボロ+ドロドロの身体を温泉で癒す。生き返った!やっぱりこの下山後の温泉はサイコーだ。
脱衣所で地元の人から「あなたたち富士登山したの?」と声をかけられた。
タクシーでも同じく運転手さんから声をかけられる。荷物と格好でわかるよね。
なにはともあれケガもなく無事に下山できてよかった!
3月まで「もう二度と富士山は登らない」と思っていたが、登山女子と話しているうちに「もう一度登ろう!」と決め日程を調整。
3月中に山小屋を予約。思い切った決断であったが、思い切らないとなかなかできないのが富士登山。
思い切りが大事な富士登山。
富士山世界遺産10周年・芳接骨院10周年 このような記念に富士山に登れてよかった!!
ありがとう富士山3776!
(全3回 いったん終了)
おまけの追記はまた次回!懲りずに読んでにゃ~