60代女性・「背部痛(背中の痛み)」

中野区江原町在住、60代女性の「背部痛(背中の痛み」の症例です。

「主訴」背部痛(特に左)

    2、3日前から背中の痛みを感じていた。背中の痛みは一日中何度も発生、患部の感覚も鈍いようである。
    同時にめまいや頭痛もおきるようになった。
    この痛みが内臓から来ているのではないかと思って近所の内科を受診したが異常なしと診断された。
    しかし痛みが全く変わらないので当院を受診した。患者さんの職場はずっと座りっぱなしで、
    同じ姿勢でいることが多い。

「院長による問診と理学検査の結果」
    背中の痛みは横隔膜(筋肉)からきているであろうと考えられるので、その治療を行うことになった。
    いつも仕事中猫背になり、浅い呼吸をしているため背部痛をおこしたと考えられます。

「初診時の治療」
    背中の痛みの原因の筋肉を特定し治療をおこなった。

「初診時治療後の患者さんの状態」
    来院時よりも背中の痛みが8割位軽減した。院長先生がしっかり私の身体をチェックしてくれて
    痛みの原因をわかりやすく解説してくれたので安心した。治療もとても効いたようで、来た時とくらべて
    背中の痛みがかなり取れて軽くなった。

「翌日の再診時の感想」
    仕事をしている間中、今までの痛みがあまり気にならなくなった。

「3回目の感想」
    当初感じていた痛みが内臓から来ているものではないと分かり、気が楽になった。
    心配でたまらなかったので、その分痛みが増長していたのかもしれない…

「5回目の患者さんの状態」
    ラジオ体操でもしようかなあ~という気になってきた。痛みが出ている時がとてもじゃないが、
    運動をしようなんていう気持ちにはならなかった。
    夕方、職場の皆で体操をしようと提案してみようと思っています!

「背部痛の患者さんへ院長からのアドバイス」
    このような痛みの患者さんはいい姿勢を取ろうとすると腰を反らせてしまうことが多く、
    そうすると腰痛を起こしやすくなりますので、お臍の下の丹田(たんでん)というところに力を入れて、
    肩甲骨を寄せて顎を引いていい姿勢をとるようにするといいでしょう。