「調理中の左足・腰・左股関節痛」60代男性・調理師

本日は調理師さんのお話です。

60代男性・調理師の方。この方は10代の頃から料理の世界に入られ、この道一本で現在も

都内にお店を構えられ、ランチにディナーに日々追われ頑張って繁盛店を切り盛りしているシェフの方です。

今までに腱鞘炎・腰痛・膝痛には一通り悩まされてきたようです。

今回はご紹介で来院されました。

今日一番つらいのは「左足と腰、膝、そして足のしびれ」

院長が触診で悪くなっている部分を確認すると…

左股関節周辺の筋肉が固まっていて、左足に神経痛が出ている状態でした。

この患者さんは右利きです。だいたい右利きの人は左に体重をかけることが多いので

左の股関節を痛めることが多いようです。

調理場は寒いのでより痛みがでやすいともいえ、足元の床の構造も排水溝があったりして斜めに床が傾いていたりすると

そこで長時間同じ姿勢で仕込みなどをおこなえば、だんだん悪くなってくる一種の職業病ともいえるかもしれません。

ひどくなってくると股関節だけでなく、膝や足首周辺も痛みが出現するので

また、このような状態で病院に行けば「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」などと診断され

そうすると痛み止めの投与と手術をという流れになることが多く、私たちはそのような人を相当数みて話を聞いてきました。

施術後、足はかなり軽くなり変化が出ました。

かなり慢性化しているのでしばらく通院は必要だと思うのですが、患部(震源地)がわかったのでとても安心されて帰って行かれました!

 

このように、どこが悪いのか?当院はしっかり患者さんにその都度お話しています。

当院に来られる方はいろいろな治療を受けてこられたベテラン(笑)の方が多いので

うまく伝わればわかってくださるでしょう!

 

コミュニケーションを施術前、施術後、受付のお会計時などでもとっているので

痛みに苦しんでいる方、他院で治らなかった方はぜひ一度ご相談ください!