いったん人は怖い思いをすると再発を恐れるよね。

当院の患者さんもみんな同じ事をいう。

「また痛くなったらどうしよう？」って。

怖い思いをした人ほどいつもそれが頭に残るみたい。

「また痛くなって元に戻ってしまったらどうしよう」

「前よりも悪くなったらどうしよう」

「せっかくここまでよくなったのにまた悪くなったらどうしよう」

考えれば考えるほど動けなくなる、「痛みの悪循環」っていうのがこれ。

「動かないで家にいた方が安全、安心、守られている気がするからじっとしていた方がいい」

そんな風に自分の都合よく考えてしまって動けなくなるんだよね。

今日も患者さんと話したんだけど、痛くてもやっぱり外出した方がいいよ！

外出した方が気分的にスッキリするし、やっぱり楽しいはずだから。楽しいことしか続かないよね。

人と会って会話をすれば元気をもらえる！身内よりも他人からもらうのが一番効く。

もしまたそこで痛くなってもしゃべっていればそんなに気にならないはずだし

辛くなったら正直に友達に「あ～ちょっと痛くなっちゃったんだよね～」って言えばいい。

隠さないで正直に、自分の気持ちを相手に伝える

かっこつけちゃだめだよ！

行動することが大切なんだ。

人間には治す力がある。それは自然治癒力ともいうし、免疫力ともいえるよね。

自分で治す力があるのに怖がってばかりいてはそれらは低下するばかり！！

 

最後は自分で治すもの。

自分の力をもっと信じて一歩前へ踏み出してみようよ！！

 

私はずっと患者さんを応援するよ！

がんばれ！