患者さんがなぜ来ない??開業日記2
こんばんは~由美です(;´∀`)
今日も暑かったですね!!また夏が戻ってきた感じですね(-_-;) フー早く秋になってほしいにゃ~
さて、前回の続き…開業してすぐは本当に患者さんが来なくて辛かったという話ですが…
接骨院のドアが「ガラっ」と開くたびに患者さんだ!と思って「こんにちは~!」
笑顔で入り口をみると…」ところがどっこい
業者さんや売り込みの方、銀行の人だったりして…!
そのたびに「あ~患者さんじゃない…」なんて落ち込んで(-_-;)
患者さんが来なくても仕事は多くて、ゆっくりしている時間なんてもちろんありませんでしたが!
朝9時~夜7時まで接骨院をあけて
これだけ誰も来ない日が続くと…やっぱりつらい。
まだはじまったばかりだから仕方ないとはわかっていても、やっぱり寂しい。モチベーションを保つのがとにかく大変!
毎日正直泣きたくなりました( ;∀;)
院長もずーっと私と2人では息がつまってきたのでしょう…
昼休みは疲れ果て、お昼寝していました(-_-;) ふて寝??
院長はとても繁盛している接骨院で修行してきました。だから施術を連続ですることは苦にならないそうです(;´・ω・)
というか、趣味施術・特技施術だそうですから施術がとにかく楽しいんだそうです(笑)
それが一日中患者さんが来ないのですから、精神的な疲労がどっとでたような感じだったのでしょう。
さて、私はといえば…なんとなくじっと待つということが出来ない性格で。
ずっと暇ならよし!それなら掃除でもしようと思い
院内の掃除を始めました…しかし!!患者さんが来ないから汚れようもなく、まだ新しいのでほとんどしなくてもいいようなものです。
でもこれではいけない!と思い、昔誰かに聞いた言葉を思い出しました。
「院外を掃除したり、お花の水やりなどをすれば動きが出る。店というものには動きが大切である」そう!これです!!
白衣のまま外に出て院外の窓ガラスや、玄関などを掃除したり、ほうきで掃き掃除することにしました。
そうしたら、通りがかりの人が「あ、接骨院さんがオープンしたの?」
「どんな施術しているの?」「料金はおいくらなの?」などと…話しかけてくれるようになってきたのです。
もうこれしかない!と思いました。誰も来ないならば1時間ごとに外に出てウロウロしてみようって!自分自身が宣伝なんですよね(*^-^*)
殺風景な院外にブラックボードも出してみました。
何でも目を引き付けよう!と思って当時私の姉が新曲を発売したばかりだったので
「こんな女でごめんなさい」のポスターも貼ってみました♪
そうしたら後々わかったことなのですが…姉の事を知っている方が患者さんで当院に来られた時に
「そういえば千花有黄さんのポスターが貼ってあったから、どうしてなんだろう?って不思議に思っていたんです…」と言われたこともありました。
そして!院のパンフレットを作成して徒歩圏内のお宅にポスティングもしました!
うまれて初めてポスティングというものをしたのですが、これがちょっと人の目が辛い(-_-;)
だけど「うちを知ってもらうんだ!もしかしたらこのお宅の人はどこに行っても治らなくて苦しんでいるかもしれない!」と自分に言い聞かせ
半分は運動!そして近所のリサーチだ!と自分に言い聞かせながら相当数を配りました。
待合室に患者さんが座れないくらいいっぱいになることを夢見ながら…!!
種まき、種まきとブツブツ唱えながら(笑)
ポスティング中、声をかけてくれる人もいますし、お庭などに人がいれば手渡しました。
「こんにちは~!」笑顔も出すことができるととても嬉しかったです!!
オープン時からこのブラックボードを店頭に出しました。
書く文章は自分の心にピンときたことを正直に書くようにしました♪
もちろん私の手書きです。現在も書き続けています。
広告宣伝費がないので(笑)これが唯一の宣伝でした。
横置きの黒板にもチャレンジしてみました(^^♪
黒板はとにかく時間があったので定期的に書き換えるようにしていました~
少しづつですが、黒板をみて入ってきてくれる患者さんも出てきました。ありがたいです。
開院3ヵ月後…少しづつですが患者さんが来てくれるようになりました。
私は開院してからも毎週土曜日は木更津東邦病院に施術に行っていたので
私のかわりに土曜日はかわいい女子「あきちゃん」が手伝ってくれました。
25年12月からは今もおなじみの荒木先生が入ってきてくれました(^^)
ちょっとづつ…ちょっとづつ綱渡りですが
ご近所の方が来てくれて、来てくれて…お一人お一人を大事にすればいいんだってそれだけを考えることにしました(^^;
「まずは1年頑張ろう♪」
院長には何度となく「何とかなるから大丈夫だよ!!」そう言い続けました!
自分にも毎日言いきかせて(*^-^*)現在に至ります。
その後、荒波が幾度となく来ることも知らず…
荒波の事は次回に続く