子供の症例☆「肘内障・肘が抜ける・肘の痛み」4歳/男の子

肘が抜ける…6歳以下のくらいの小さなお子さんに多い症状だ。

肘内障(ちゅうないしょう)という。

特に2~4歳児が急に手を引っ張られた時や、腕を下にして転がったときになりやすく

早期に接骨院に来院されれば速やかに痛みがとれて治るものだ。

お子さんは痛みで泣いていることが多い。

当院に来られるお子さんもだいたいひどく泣いている。

肘が脱臼しているものだから痛くて泣くのは当たり前かもしれないが…

 

今回当院に受診されたのは4才の男の子。

右の肘の痛みで受診されたがやはり肘内障だった。

この男の子は以前に左の肘も抜けたことがある。

そう!肘内障は右も左も起きる!繰り返すこともあるが

だんだん年齢とともに骨が大きくなってきて落ち着いてくるので心配はいらないようだ。

手術を必要とすることもない。

きちんと肘を整復すればただちに痛みはとれてお子さんもちゃんと泣き止む。

以前、当院が休みだった時に別の病院に行った人がいて

お子さんが一晩中泣き止まないので大変困ったようで

翌日当院を受診され、院長が対応したのだが

しっかり肘が入っていなかった。まれにそういうこともある。

ちゃんと肘が入ればお子さんは泣き止むので、そんなに心配いらない。

 

お子さんが肘の痛みを訴えたら…どうぞお気軽にご相談ください!!