不眠とストレスで腰痛になったОLさん

最近とても増えている症例

「不眠・ストレス・不安」

今日は印象に残っている患者さんの実例をご紹介します(^^♪

当院に来ている女性患者さんのご紹介で来られました。

入ってきた時から不安げな弱弱しい印象…

お話を聞いてみると今日はこの2~3日腰から足にかけて重くだるい、腰痛もあるみたいで

病院にいったけれど湿布だけ出されて、よくならないのでということでした。

気持ちが最近落ち込みやすく、手足の冷えも感じ、太りやすいそうなのです。

 

 

実は最近転職し、入社して5か月目くらいで仕事が本当にストレスなんだそうです!

 

人間だから転職することだってあります。

だけど、仕事そのものがストレスだったら辞めるか、改善策を考えなくてはならないでしょう。

まだ若いこの患者さんは人生2回目のきちんとした仕事でいろいろあって悩んで5か月経ってしまったのでしょう…

 

聞いてみたら中学校2年生の時から腰痛があったそうで。

ぎっくり腰も年に1回はなってしまうそうです(;´・ω・)

 

転職した会社は人間関係が複雑で…

仕事自体は好きだったようですが、毎日会社に居ること自体がストレスで

家に帰っても1人暮らしですから、夜もいろいろ思い出してしまうそうです。

 

皆さんは、ストレスが身体に悪いということはご存知でしょうか?

でもこのストレス、感じ方は人それぞれでデリケートな部分です。

 

いろいろお話を治療中に伺うと自然と涙が出てきてしまいました…

私はそうなるとすぐにティッシュを差し出します。

泣くということは「吐き出すこと」

ため込んでいる気持ちが涙という老廃物になって体外にでることです。

 

患者さんは私の前で泣くのだから恥ずかしい…と思うかもしれませんが…

私はこの患者さんの涙を見るたびに「この人は治る!」と確信するのです。

嫌だなあ~と思う気持ちをため込んでため込んで…

座りっぱなしのデスクワークと辛い人間関係、20代という若さの経験不足で

もともと腰が悪い体質だから「全部まとまって足の痛みがでた」という感じなのだと思います。

 

 

この患者さんの場合、腰痛と足の痛みに適しているトリガーポイント治療に加えて

不眠・不安が強いので私の遠絡治療をプラスして行うことになりました♪

身体がゆるんでくると、脳に血流がよく届くようになるので

よくしゃべってくれるのです!!

よく患者さんから「由美先生の前だと安心する」「癒される」「よく自分の事がしゃべれる」などといわれることがありますが

とても嬉しいのですが(笑)でも私がきっと同じような経験をしてきたから皆さんの気持ちがわかるだけなんだと思うのです。

幼少時から20代後半まで本当によく悩み、苦しみ、辛い日々を過ごしてきた経験があるからなのだと…

遠絡治療を私に教えてくれた柯先生の教え「エネルギーは燃やさなければいけない」

「エネルギーは生きているだけで使っているけれど、そのエネルギーは人の為に使わなければ幸せにはなれないんだよ」

その言葉が最近よくわかるようになってきてから、患者さんの気持ちに自然により添えるようになった気がしています。

 

この患者さんは3ヵ月週1回のペースで通ってくれて腰痛・不眠・不安が解消されました。

無事、仕事もやめることができ…今度はとてもいい人間関係の会社に再就職できたそうです(^^♪

また、いろいろ良い出会いも(彼氏ができた?)あったみたい(*^-^*)

 

若いうちは脳も若いから特に敏感に考えるのものです。

そして若いときはもののいい方にもトゲがあったり、きつくて自分中心。人の意見も聞かないことが多いですよね?

皆さんも、昔さんざん「大人のいうことを聞け」といわれたでしょうが、そんなことが20年後にやっとわかったなんていうことがある人もいるでしょう。

そうみんな同じ人間。

人間関係に悩んだら、わたしにも少しお話を聞かせてくださいね♪

少しでもお役に立てればうれしいです~!!

 

 

「おおいに悩んでよし、でもため込むのは悪し、よし接骨院」