2年半前くらいに仕事中に右膝を強打して以来、膝の痛みが続いている患者さんのお話です。

階段を降りる時がとにかく痛い、ダッシュができない、ちゃんと走れない…

いろいろな病院・整体・鍼灸・マッサージに行かれたそうですが

どこも効果がでたところはなかったようです。

2年半前の膝の強打は、膝が大きく腫れあがってしまったそうで、

腫れは2週間でおさまったそうですが、膝の痛みは2年半前からずっと残っているんだそうです。

現在は趣味でボクシングジムに通っていて、膝が痛くても何とかできている状態。

でも膝が悪いので何となく変な動き、変な歩き方になってしまいます。

日常生活では「階段の下りが一番つらい」

ネット検索で当院を見つけてくれました。

「痛み・疲れ・しびれコース」で施術。

院長が触診してみると、膝の関節には異常なし。腫れもありませんでした。

本人が痛みを感じているところは「右ひざのお皿の上」でしたが、

痛みの原因は「右股関節周辺の筋肉」にありました。

初回の施術後にも効果があらわれ、歩行もよくなりましたが

2年半も痛いということもあり、重症化しているので

週１回のペースで通院してもらい、8回（約２ヵ月）の施術で完治しました。

施術に来られない間は

①毎日の股関節のストレッチ

②トレーニングを減らすよう指導（週5回を週2回にしてもらう）

③ボクシングの右打ちを、左打ちの練習を取り入れて左に身体を矯正するように指導

④ボクシング以外の運動もするように指導

施術後に毎回、前回と比べてどうだったかの確認と、ストレッチをしてもらい

間違ったやり方になっていないか確認と指導を行いました。

8回で完治しましたが、6回目くらいから「痛い」という訴えもなくなりました。

この患者さんのようにボクシング・キックボクシング・筋トレ・ランニング・ジムでのトレーニング

年齢のことも考えず自己流のトレーニング、若い時と同じようなトレーニング方法

頑張りすぎ、動きすぎ、時間をかけすぎ、休みなくやりすぎ

最近特にそういう痛め方をする人が多いような気がしています。

年齢に合わせたトレーニング方法

身体の使い方をもっと知ること、自分の悪い筋肉をもっと自覚して

そこに負担を掛けないように、長持ちするようにトレーニングすることが大切なような気がします。

そして痛みがあればしっかりそこを治す！

中途半端にしておかない、痛いから治らないからとあきらめないことも大事です！

いくつになってもそれは同じです。

あきらめないで当院にご相談ください！！