「足の激痛・歩行困難・膝の痛み」70代女性・主婦
6年前に左の膝の人工関節の手術をした女性のお話です。
2週間くらい前から足の痛みを感じるようになり、病院と鍼灸院に行っても改善しなかったので
当院を受診してくださいました。
右足の外側~すねにかけて激痛で歩行困難。足をつくことが出来ずに杖を突いた状態で来院しました。
とても痛そうでお辛そうでした。睡眠障害も出ているようでした。
左の膝の人工関節の手術を6年前にしていて、右もいつ頃しようか?と思案しているうちにこの激痛がはじまったようです。
院長のみたてによると膝の関節にも水は溜まっていないし、骨にも異常がなさそうでした。
触診していくうちに右の股関節周辺の筋肉に痙攣を発見。その筋肉が右のすねに激痛を引き起こす原因となっていると想定されました。
歩行困難は右の股関節の筋肉が急性炎症をおこしている状態(ギックリ股関節)のようでした。
患者様にはしっかりと説明。
右膝関節の変形のために膝のお皿がぐらぐらとゆるんでいるので、それを右の股関節が全力で頑張っている感じでした。
それがこの筋肉の痙攣の原因と思われ「痛み・疲れ・しびれコース」週2のペースで施術。
約2週間で右の足の激痛は止まったようです。
その後は左足の外側に激痛が出始めました。右の足をかばってしまったことで左の座骨神経痛を引き起こしてしまったようです。
この痛みがなかなか取れず、施術は3カ月かかりましたが痛みが消失したので右のひざの手術の日程を決めることになりました!
現在は手術までいい状態を保とうと週1回のペースで来院されてメンテナンスにお越しいただいています。
この女性のように歩けなくなって苦しんでいる人はたくさんいます!
病院に行っても、いろいろな治療をうけても改善がみられない人はぜひご相談くださいね。