「登山中にぎっくり腰になった」50代女性・鍼灸師

今日は自分の症例です(^^)

10月12日、早起きして新潟の苗場山に登山に行きました。

3時間半登って山頂に着き、ベンチに腰掛けて食事をしたあとトイレに行こうと思って立ち上がった瞬間に腰に「ビーン」と電気が走ったような感覚があり

「ぎっくり腰」になってしまいました。動くと痛くて体を伸ばせない状態(まえかがみ)になり、必死の思いで4時間以上かけて下山しました。

帰りは3時間以上車に乗ったまま座りっぱなしで痛みは時間がたつたびに強くなり、翌日の朝は強烈な痛みでした。

その日は一日中ベッドで寝っぱなし、何もできずにいました。2日目の朝は1日目よりももっと強烈な痛みでした。

その日も何もできずにベッドで寝っぱなし、トイレまで行くのに1時間かかり、ベッドに寝っ転がる為に足を上げるのに30分かかりました。

夜中になって急速に「フワッ」と身体が動くようになって、やっとお風呂に入ることができました。

3日目に出勤しましたが立ったり座ったりの動作が思うようにならず、発症して6日目に院長に施術してもらいました。

ぎっくり腰の施術開始日は「寝起きに怖さがなくなってから」が効果的です。

はっきりと痛いのは左腰~お尻にかけてだったのですが、院長の触診によると右側寄りの「腰の4番・5番付近」に原因があったそうです。

院長には金曜、土曜と施術してもらいました。この土曜日の時点の感触で27日の登山ができるだろうという見通しが立ちました。日曜・月曜は自宅で完全休養。

発症から1週間でまともに動けるようになりました。

ここからが施術も本格的にできます。

火曜日~金曜日は4日連続で施術を受け、土曜日には腰の状態は元に戻りました。

発症から約2週間ですべてよくなって、27日は両神山の登山を問題なく登って降りることが出来ました!

 

今回の激しいぎっくり腰ですが、自分史上一番つらい痛みでした。

原因は連日の運動のし過ぎによる、腰の疲労からきた急性腰痛でした。

苗場山に登る5日前に高尾山へ登っていた事、平日はスポーツクラブでのヨガやダンスに水泳などで疲労が増し、

運動終了後にストレッチを怠っていたことも原因の一つだったようです。

これだけ毎日運動していたらそれなりのケアをして身体も休めることが必要だったそうです。

自分を過信し、これくらいやっていても身体は疲れるけれど、まあ大丈夫だろう!と

安易に考えていた結果のお仕置きがやってきたという結果です(笑)

 

元々、左のお尻の筋肉を痛めていたこともありました。

それをしっかり治さずにいたこと、加えて連日の運動のし過ぎで

ケアが足りていないことが原因でしたので、しっかりと肝に銘じ、今後は再発することのないようにしていきたいと思います。

治療とケアさえしていけば、登山もジム通いも辞めることなく、続けていけるよと院長から言われましたので

今後も適度に体を動かしていこうと思いました!

 

しかし、ぎっくり腰のレベル的には軽度~中度だったようです。

まだ動けることが出来て自力で下山が可能だったからです。

状態によっては全く動けなくなる人もいますので…

 

ぎっくり腰になったということは腰痛があるということ。

その腰痛を発症後しっかり治しておかないといつか再発するようですので

みなさんどうぞ気を付けてくださいね!