「メンタル不調・過呼吸・過換気症候群」40代女性・会社員

5年ぶりに来院された患者さんのお話です。

ご紹介で来院されたことがあって一度肩こりやむくみの症状芳コースを受けてくれたことがありました。

その後時がたち、先月の夜自宅で過呼吸になり救急搬送されたそうです。

運ばれた病院の先生方がとても親切で、いろいろ見てもらった結果

「どこも悪くないですよ、正常ですよ」といわれ

ドクターから「最近誰かとお茶したり、おしゃべりしたりしていますか?」と言われ、

「誰かと話すと治りますよ(笑)」とアドバイスされたそうです。

その後、近所の内科にいき安定剤を処方され、やはり診断は異常なしとのことで、会社からは1週間休暇をもらったそうです。

私との問診中からお水をよく飲み、口にタオルをあてていると落ち着いてきてしっかりとしてきます。

施術では鳩尾(みぞおち)に刺さない鍼をあてるのですが、少しづつ落ち着いて楽になってきました。

 

施術中はいろいろな話をしました。会社の事、引っ越しが相次いでいた事、お子さんたちの環境が変わったこと

初めての書類手続きなど、1人であれこれと抱え込んでいたそうです。

とにかく忙しく家事育児、仕事や引っ越し作業、夜も眠りが浅い日が続きました。

「誰かと話すと治りがいいよ」とドクターに言われて5年前に受けた私の施術を思い出してくれたという訳です。

終わった後はかなり落ち着いてきて、目の表情が強く変化し、すっきりして帰られました。

「メンタル不調で休んでいる人は会社にもいるけど、自分には無関係と思っていた」そうです。

 

私は今回の方を見て「とにかくお話をすることが大事だ」と思いました。

しゃべって吐き出してしまえば心は自然に落ち着いてきて、第三者の私がドクターではないこと

鍼灸師という立場で、薬を出す人間ではないということも安心材料の一つになったのではないか?とも思います。

 

誰かに話を聞いてもらう

大人になるとそれも少なくなりますね。

友達付き合いも減るし、自分と向き合う時間も減り、趣味の時間もない。

家事・育児・仕事これらが休み無しに365日追ってきます。

 

真面目な人、きっちりした性格、失敗を恐れる人、思い込みの激しい人

ストレスを溜め込みやすい人は特に気を付けましょう!

 

お気軽にゆみ先生にご相談ください~